There is a radio on the table. (テーブルの上にラジオがあります。)このような文は、以前は長い間中学一年の教科書に出ていたものです。ところが、ここ10年程前から中学二年の教科書、それも二学年半ばを過ぎたあたりunit6に出てきています。どうしてでしょうか。きっと生徒が理解し辛い文だからです。でも何となくではなくスッキリと理解したいですね。

これで納得!
英語では、主語はいつも文頭にあるのに、この文の主語a radioは文頭にないですね。とても珍しい文ですが、どうしてこのような文ができたのでしょう。すぐに分かりますよ。

まず2年教科書18P:It’s right here. この文を簡単にするとIt is here. になります。
Hereは副詞で、副詞を強調したいときには前にだしてHere it is.(それは、ここにありますよ)
穏やかな表現に変えて(はい、どうぞ。)としてよく使われています。次に、

1年の教科書44p:Here’s your change.(おつりをどうぞ。)短縮しない時Here is your change.
この文の変化はYour change is here.・・Here your change is.・・倒置してHere is your change.
だったら、どうしてHere it is.の文はHere is it.にならなかったのか?それはitが代名詞だから倒置できなかった、と考えてみましょう。

これらからThere is a radio on the table.の成り立ちが分かってきましたね。
元の文(そこに一台のラジオがあります)の変化から
A radio is there.・・There a radio is.・・倒置してThere is a radio.

いかがでしたか? There is(are)の成り立ち、これで納得できましたか。(水間)